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 WOWOWは2011年5月13日の「2010年度決算説明会」で、2011年度事業計画と収支計画の概要を発表した。今年度の重点項目としては、「東日本大震災の被災地の復興支援に向けたメッセージの発信」「7月24日のBS放送完全デジタル化に向けた対応」「10月の3チャンネルでのハイビジョン放送開始」を挙げた。

 和崎氏は今回の会見で、記者からの質問に答える形で、BSアナログ放送について「予定通り2011年7月24日に終了する」と述べた。予定通りの終了で、この周波数の跡地を利用して新たにBS放送へ参入する委託放送事業者は、当初の予定通り参入できる。

 WOWOWのアナログ加入者のデジタル契約への移行の見込みについては、「アナログ加入者には、WOWOWとの契約はアナログだけどデジタルテレビを持っているケースが多い」として、丁寧な働きかけをすれば、BS放送の完全デジタル化を機に多くの加入者がWOWOWとの契約を解除するという事態は防げるという見方を示した。

 同社は2010年5月14日に「2014年までの中期経営計画」を発表しており、この中期経営計画における2011年度加入・収支計画と今年度の計画との差異を報告した。

 2011年度の計画では年間純増数を3万件とする。中期経営計画では10万件を予定していたが、東日本大震災の影響を考慮し、7万件減らした。連結業績は、売上高655億円(中期経営計画に比べ30億円減)、経常利益は21億円(同9億円減)を見込む。今年度における東日本大震災の影響は、「主に上半期に出ると考えている」という。