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 カブドットコム証券は2011年5月13日、自社で構築・運用するデータセンターの消費電力を前年度比15%削減できる体制を整えたと発表した。基幹系データベース(DB)用のItanium搭載サーバー「HP Integrity Superdome」を、新型の「Superdome2」やOpteron搭載の「HP ProLiant DL785 G6」に置き換えることで、サーバー消費電力やデータセンター冷却電力を削減した。

 更新したのは、顧客情報用DBと勘定系DBのサーバーである。サーバーの更新は2011年秋以降の予定だったが、前倒しで実施した。顧客情報用DBサーバーはSuperdomeをProLiant DL785 G6に置き換え、勘定系DBサーバーはSuperdomeをSuperdome2に置き換えた。

 これらのSuperdomeは、2006年に導入したもの。従来はDBサーバーの運用にラック4台を使用していたのが、移行後はラック2台で済むようになった。消費電力量は従来の31.8KWが14.5KWとなり、54.5%削減できた。サーバーの消費電力が減ったことから、サーバーの冷却に必要となる空調設備の消費電力量も減った。同社による想定では、7月から9月の間の空調設備の消費電力が、前年度の233.2KWから191.9KWとなる予定で、17.7%削減できる。

 DBサーバーをSuperdomeをProLiant DL 785 G6やSuperdome2に置き換えることで、ハードウエアの維持コストも大幅に削減できた。従来はDBサーバーの運用に月額2530万円がかかっていたが、現在は月額850万円である。削減率は66.4%だ。