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写真●多くの参加企業・団体を集めて行われた「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」(JSSEC)の設立総会の様子
写真●多くの参加企業・団体を集めて行われた「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」(JSSEC)の設立総会の様子
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 企業におけるスマートフォンの安全な利用と普及促進を目的として、通信事業者、端末メーカー、システムインテグレータ、セキュリティベンダーなどが集まった任意団体「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」(JSSEC)は2011年5月25日、設立総会を開催し正式発足した(写真)。

 勢いを増すスマートフォンだが、そのオープンさからこれまでの携帯電話とは異なり、パソコンに近いセキュリティ対策が求められる。JSSECは、このようなギャップを埋めるために、セキュリティ関連の情報を提供。利用者が安全なサービスを受けられるようにすることを目的とする。

 KDDI、ラック、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の3者の呼びかけにより、2011年2月にJSSECの準備会が発足(関連記事)、参加企業・団体を募集していた。その後、幹事会員22社、正会員57社が集まった。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなどの通信事業者、シャープ、サムスン電子、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、富士通東芝モバイルコミュニケーションズといった端末メーカー、カスペルスキー、シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー、ラックといったセキュリティベンダーなど、国内の関連企業が一同に介している。会長には東京電気大学の安田浩教授が就任。なおこの日に参加申し込みした企業も多く、参加企業・団体はさらに増えるという。

 今後のJSSECの活動は、(1)スマートフォンの安全利用促進のための情報収集と発信を行う「利用部会」、(2)安全利用のための技術的な調査・研究をする「技術部会」、(3)普及・啓発促進のための「普及啓発部会」、の3部会に分けて進める。

 利用部会では、企業がスマートフォンを業務利用する際に必要なセキュリティガイドラインの策定などを進める。8月にベータ版、10月に第1版を公開する計画だ。

 技術部会では、スマートフォンにおけるぜい弱性を収集しデータベース化などを進める。こちらは6月ころから公開を予定する。このほかマルウエアに関する情報提供も7月ころから開始予定としている。

 普及啓発部会では、10月ころに成果発表会、2012年2月にシンポジウムの開催を予定する。WebページやFacebook、Twitterを利用した情報発信も進める計画という。


[日本スマートフォンセキュリティフォーラム(JSSEC)のホームページ]


[JSSECのFacebookページ]