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 電通国際情報サービス(ISID)は2011年6月1日、米アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)が提供するクラウドサービス上で、独SAPのアプリケーションを利用するための構築支援サービスを提供すると発表した。5月18日に独SAPがAWSのクラウドサービスを、動作プラットフォームとして認証したことを受け、ISIDはサービスの提供を決めた。ISIDのクラウドサービス「CLOUDiS」のメニューの一つとして加える。

 今回、ISIDのサービスの対象となるのは、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフト群「SAP BusinessObjects(BO) Solution」に含まれるすべてのソフト。ISIDはAWSのクラウドサービス上でBO Solutionを利用したい企業向けに、コンサルティングサービスや、本番環境の構築支援サービス、運用保守サービスなどを提供する。「新規に導入する企業だけでなく、すでにBO Solutionを利用している顧客からの要望もある」(広報担当者)とみている。

 価格は「システムの規模やアプリケーションの種類によって異なる」(広報担当者)。SAP製品のライセンスやAWSの利用料金は、構築サービスのほかに別途必要となる。同社は「AWS上にSAPのアプリケーションの本番環境を構築するサービスは国内初ではないか」(広報担当者)という。

 ISIDは今後、ERP(統合基幹業務システム)パッケージについても「認定され次第サポートする」としている。独SAPは現在、BO Solutionのほかに、利用目的を限定する代わりにライセンス価格などを抑えた「SAP Rapid Development Solutions」を、米AWSのクラウドサービス上で認証済みとしている。SAP Rapid Development Solutionsでは、CRM(顧客関係管理)やSCM(サプライチェーン管理)、HR(人事管理)といった分野のアプリケーションを提供している。