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 TISは2011年6月2日、「IFRS金融商品会計ソリューション」を発表した。銀行や保険、クレジットカードといった金融業向けに、IFRS(国際会計基準)に基づいた金融商品の会計処理を支援するためのコンサルティングやシステム構築サービスを提供する。システム構築では11年にIFRSの適用を始めた韓国のITベンダーのソフトウエアを利用する。8月1日から提供する。

 IFRS金融商品会計ソリューションは、コンサルティングサービスとシステム構築支援サービスで構成する。金融商品の分類や償却原価といった、金融商品にかかわるIFRSの論点に沿って、IFRS対応時の影響分析などを実施する。コンサルティングは、システム導入に向けて検討すべき事項を整理したTISの方法論を基に実施する。

 システム構築支援サービスでは、韓国ティーマックスソフトが開発・販売しているIFRSに基づいた金融商品の会計処理を実施するパッケージソフト「ProIFRS/V」と「ProDeriva」の導入を支援する。ProIFRS/Vは、公正価値を測定するための機能や貸倒引当金の算定、金融商品の処理に必要なデータマートなどを持つパッケージソフト。ProDerivaはデリバティブの公正価値の測定や、ヘッジ会計の処理機能を持つ。日本法人の日本ティーマックスソフトによると、韓国では金融機関を中心に約20社の導入実績があるという。

 TISは、ProIFRS/VとProDerivaの機能を日本企業向けにカスタマイズして提供する。日本特有のリボ払いやボーナス併用支払いといった貸付金の評価に関する機能を追加したり、仕訳や開示に関する要件を日本企業向けに標準機能として提供したりする。

 価格はコンサルティングサービスが2カ月で300万円から。システム構築支援サービスは個別見積もりで、システム化の対象となる業務や社数によって変動する。