NTTドコモは2011年6月3日、世界最大のソーシャルネットワーキングサービス「Facebook」において公式Facebookページを開設した(写真)。製品紹介に加え、ユーザー同士で製品レビューなどを共有できる仕組みを用意する。
Facebookページは、企業やブランド、有名人などがファンに向けてさまざまな情報を直接発信するFacebook上のページ。一方通行の情報発信にとどまることの多い通常のWebサイトと異なり、企業とユーザーが直接対話する、ユーザー同士のコミュニケーションの場になるといった特徴がある。
NTTドコモのFacebookページでは、最新スマートフォンの製品情報や製品画像、CM動画を公開している。ユーザーがスマートフォンのレビューを投稿し共有するための特設コーナーも設けた。さらにFacebook内でやり取りできるメッセージカードのアプリケーションも用意してある。
その他の携帯電話事業者も、マーケティングや採用活動などを強化するための公式Facebookページを相次いで開設している。例えばイー・アクセスが新卒採用に向けたFacebookページを設けている。5月17日からKDDIも、自社のFacebookページや「iida」ブランド専用ページなどを運営中である。最大手のNTTドコモが参入したことで、今後はFacebookを活用した情報提供の取り組みがより活発になりそうだ。