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 経済専門紙「Financial Times」を発行する英Financial Timesは英国時間2011年6月7日、Webブラウザーから同紙コンテンツにアクセスできるWebアプリケーション「FT Web App」を公開した。当初は米Appleのタブレット端末「iPad」「iPad 2」およびスマートフォン「iPhone 3GS」「iPhone 4」に対応する。

 FT Web AppはHTML5で作成され、端末にダウンロードする必要が無く、Webブラウザから「app.ft.com」にアクセスして利用できる。一度サブスクリプション登録したユーザーは一回のログインでパソコンのほか、さまざまなデバイスからいつでもFinancial Timesの記事コンテンツにアクセスできる。「アプリケーションストアから購読するより高速」としている。

 オフライン対応機能を備え、ネットワークに接続できない状況でも記事を読むことが可能。アプリケーションのバージョンアップは自動的に更新される。スマートフォンおよびタブレット端末へのコンテンツ最適化も図った。

 今後は対象コンテンツを拡充し、さらに多くのコラムニストの記事、ブログ、特集、図形にアクセスできるようにする。また、あとでモバイル端末あるいはパソコンで記事を読むための切り抜き機能「Clippings」を追加する予定。さらに米GoogleのモバイルOS「Android」を搭載した端末や、カナダResearch In Motion(RIM)のビジネス向けタブレット端末「BlackBerry PlayBook」など、対応端末も順次拡大するとしている。

 FT Web Appでは無料登録で閲覧できる記事は1カ月あたり10件まで。それ以上の記事にアクセスするには有料のサブスクリプション登録が必要となる。なおアプリケーション公開キャンペーンとして、6月14日まで全アクセスを無料提供する。

 iPadやiPhone向けの購読サービスはAppleがモバイルアプリケーション配信/販売サービス「App Store」でも提供しているが、App Storeを通じたサブスクリプション登録については出版社は売上の30%をAppleに支払わなければならない(関連記事:Apple、「App Store」で定期購読サービスを開始)。

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