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 ソニーへの不正アクセスが止まらない。米国の子会社であるソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)は2011年6月8日(現地時間)、同社が運営するWebサイト「sonypictures.com」がハッカーによるサイバー攻撃を受け、約3万7500人分の個人情報が盗まれたことを公表した。

 SPEによれば、6月2日にハッカーが「最近sonypictures.comへの不正アクセスに成功した」と主張したことでサイバー攻撃を受けたことに気がついたという。同社では、即座に外部の専門家に調査とフォレンジック解析を依頼したという。加えて、個人情報の特定につながる可能性があるすべてのデータベースを停止し、FBI(米連邦捜査局)に連絡したとしている。

 同社では、サイバー攻撃の詳細について現在も調査を継続中としながらも、「一人あるいはそれ以上の権限のない人物」によって同社のデータベースからユーザーの(1)名前、(2)住所、(3)メールアドレス、(4)電話番号、(5)性別、(6)誕生日、(7)Webサイトのユーザー名とパスワード---の一部あるいはすべてが盗まれたと説明している。これらは同社がプロモーションなどで連絡する際に使うための情報として保持しているものだという。

 SPEでは、電子メールやその他の手段でユーザーに接触してクレジットカードや社会保障番号を尋ねるようなことはないとし、ユーザーに対して自身のセキュリティを守るために電話やメール、郵便を使って個人情報や機密情報を尋ねる詐欺行為に気を付けるよう呼びかけている。