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ソニーマーケティングの発表
ソニーマーケティングの発表
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 ソニーマーケティングは2011年6月9日、他人のメールアドレスとパスワードを用いた“なりすまし”による不正アクセスが発生し、ソニーストアでの買い物などにより貯まる「ソニーポイント」を、不正に利用された可能性があることを発表した。

 具体的には、ソニーポイントを、ソニーストアなどで利用可能なクーポンに交換された可能性がある。同社によると、不正な交換が行われたと思われるポイント数は27万8000ポイントで、約28万円に相当。この交換に利用された可能性のあるメールアドレス数は、95件としている。

 既に対応策として、ソニーポイントからクーポンなどへの交換を停止しているほか、不正利用で交換されたクーポンに関しては、利用停止処理を行っている。また利用された可能性のあるメールアドレスによるアクセスをロックし、パスワード変更をユーザーに依頼。今回の不正アクセスに利用されたユーザー以外にも、パスワードの変更などを呼び掛けていくという。

 一方、米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)も6月8日(米国時間)、個人情報が盗まれた可能性がある約3万7500人に対して通知を行ったと発表した。同社に対しては、「LulzSec」と名乗るハッカー集団が6月2日(同)、100万人以上の顧客情報を奪ったとの声明を発表していた。

 盗まれた情報は、名前、住所、メールアドレス、電話番号、性別、誕生日、Webサイトのユーザー名とパスワード。クレジットカード情報や運転免許証番号などは含まれていないという。

 ソニーグループを巡っては、4月にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機向けオンラインサービス「PlayStation Network(PSN)」と映画・音楽配信サービス「Qriocity」から延べ1億人分を超える個人情報が流出。このサービスは、日本などを除いて全面的に再開されたが、世界各地にある複数の子会社に対して同様の攻撃が相次ぐなど、混乱は続いている。