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写真1●全ポートがギガイーサに対応したRT107e後継ルーター「G3」(開発コードネーム)の展示
写真1●全ポートがギガイーサに対応したRT107e後継ルーター「G3」(開発コードネーム)の展示
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写真2●ギガアクセスVPNルーター「RTX1200」は6月末にIPv6トンネル方式用ファームウエアの提供を予定
写真2●ギガアクセスVPNルーター「RTX1200」は6月末にIPv6トンネル方式用ファームウエアの提供を予定
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 2011年6月8日から10日まで幕張メッセで開催されたICT関連の総合展示会「Interop Tokyo 2011」のヤマハのブースでは中小規模向けルーター「G3」(写真1、コードネーム)を参考出展していた。同社の「RT107e」(2005年10月発売)の後継機にあたり、「年内を目処に出荷予定」(同社)という。

 RT107eと比べてG3でまず大きく変わったのは、RT107eが10M/100Mイーサネットまでの対応だったのに対して、G3では全ポートがギガビットイーサネット(1000BASE-T)に対応していること。

 これ以外に、(1)MicroSDカードやUSBメモリーを使ってログの保存や設定情報の更新が可能、(2)USBポートにモバイル通信アダプタを接続して利用可能、(3)組み込み向けの軽量スクリプト言語「Luaスクリプト」に対応、(4)ロゴの変更や不要な機能を表示させないといったGUI(Web設定画面)のカスタマイズ機能の搭載---などの機能追加や強化も施されている。上位機種のRTX1200やNVR500などで実装済みの機能を下位機種でも利用可能にした。

 ヤマハでは、G3の価格や出荷時期については明らかにしていないが、価格はRT107eと同等の価格帯になる見込み(参考:RT107eの標準価格は7万1400円)。出荷時期については、「既に動作している機器を展示しているのでそう遠くない。年内には発売したいと考えている」(ヤマハ)と説明していた。

IPv6トンネル方式用ファームは6月末に提供予定

 展示ブースでは、同社のルーターが早くからIPv6に対応していたことをアピールしていた。そこで、NTT東西が提供しているフレッツ光ネクスト(NGN)のIPv6接続への対応についても尋ねてみた。

 同社によれば、既に対応を進めているとのことで、まずは同社の主力ルーターであるギガアクセスVPNルーター「RTX1200」(写真2)向けに、IPv6を使ったPPPoE(Point-to-point protocol over Ethernet)接続方式である「インターネット(IPv6 PPPoE)接続」(通称、トンネル方式)に対応したファームウエアを準備中とのこと。6月末を目処に提供を始める予定だという。ユーザーはWebページから無償でダウンロードできる。

 同社では、まずはRTX1200向けのみを提供するものの、それ以外のルーターについても順次トンネル方式用のファームウエアを提供していく予定という。なお、フレッツ光ネクストでのもう一つのIPv6接続方式である「ネイティブ方式」については、「実際に7月にサービスが始まってからでなければファームウエアを更新する必要などがあるかどうか分からない。様子を見て、必要があれば提供を検討する」(同社)と説明していた。