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 米Googleは米国時間2011年6月13日、広告収益最適化(yield optimization)サービスを手がける米Admeldを買収することで両社が合意したと発表した。Googleはこの買収を、オンラインパブリッシャー支援の重要なステップであり、ディスプレイ広告業界全体の向上と成長につながるとしている。

 広告収益最適化サービスは、パブリッシャーが複数の広告ネットワークから広告収入を最大限高められる広告を選べるようにする管理ツールを提供するもの。Admeldは2007年に創業し、多くの主要パブリッシャー向けにディスプレイ広告枠の効率性と収益性を向上するツールを開発してきた。本社をニューヨークに構え、サンフランシスコ、英国ロンドン、ドイツのベルリン、カナダのトロントに拠点を置いている。米Answers.com、米FOX News、米Hearst Televisionなどが同社の技術を利用しているという。

 Googleは、「Admeldのサービスと専門知識、技術を取得してGoogleの各種サービスと組み合わせることにより、主要パブリッシャー向けの柔軟な広告管理ツールを強化することができる」と説明している。ディスプレイ広告をよりシンプルのものにして、効率と価値を高め、高度なサポートとサービスを提供し、パブリッシャーが自社の広告枠に関して多くの有用な情報をもとに判断を下せるよう支援するとしている。

 買収後もAdmeldはGoogle以外の広告ネットワーク、広告主最適化ツール(DSP)、広告サーバーへのサポートを継続する。Googleは買収金額を明らかにしていないが、米メディア(Wall Street Journal)は約4億ドルと報じており、当局の承認を得られた場合はGoogleにとって6番目に高額な買収となる。

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