PR
写真●SRA OSS日本支社の石井達夫社長
写真●SRA OSS日本支社の石井達夫社長
[画像のクリックで拡大表示]

 データベースソフト「PostgreSQL」の導入/運用支援などを手掛けるSRA OSS 日本支社は2011年6月16日、33種のオープンソースソフトウエア(OSS)を対象にしたサポートサービスを開始すると発表した。サービスの名称は「OSSプロフェショナルサポートサービス」。同社が指定する33種のOSSを対象に、ヘルプデスクと障害対応、情報配信サービス、ナレッジサービスなどを提供する。

 OSSプロフェショナルサポートサービスの特徴は、SRA OSSが対応した回数(インシデント)に応じて課金する料金体系を採用していることにある。同社が従来から提供していたサポートサービスは、サーバー台数やCPU数といった物理環境の規模に応じて課金する料金体系だった。しかし、仮想化技術やクラウドが普及しつつある中、ユーザー企業は常に一定のリソースを持つ必要がなくなってきた。このような柔軟なシステム構成に対応したサポートサービスとして、今回の新サービスの料金体系を設定した。

 対象となるOSSは、CentOS、Xen、Heartbeat、Apache Web Server、Bind、Postfixなど計33種となっている。33種のOSSについてマニュアルレベルの操作方法やバージョンアップの相談などを、ヘルプデスクで対応する。よくある質問や過去の回答事例などをデータベース化して提供するので、ユーザー企業の担当者が自己解決することも可能という。障害発生時の原因調査では、発生している障害の内容などを電話やメールなどでユーザー企業の担当者から収集して分析し、障害原因の特定や解決策、バージョンアップによる回避策などを提供する。

 サービスのメニュー体系は「プロ」と「エントリ」の2つに分かれており、障害発生時の原因調査はプロだけで利用できる。エントリはこれからOSSを使ってシステム構築する企業を、プロは既にOSSを使ったシステムを構築済みの企業を想定している。さらに、プロは「Gold」と「Silver」の2つに分かれ、それぞれ利用可能なインシデント回数が異なる。

 各サービスメニューで利用できる年間インシデント回数と料金は、プロ(Gold)が年間100回で525万円、プロ(Silver)が年間50回で315万円、エントリが年間100回で105万円である。

 現在、SRA OSS 日本支社の売上はPostgreSQL関連が85%を占める。2011年度は同社にとって、「PostgreSQLのSRA OSSから、OSSのSRA OSSへ」をスローガンに掲げる3カ年の中期事業計画の初年度に当たる。石井達夫日本支社社長は、「今年度はPostgreSQL以外の事業の売上金額を倍増させる。実現に向けた施策が今回の新サービスだ」と語る。