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 カナダResearch In Motion(RIM)は現地時間2011年6月16日、2012会計年度第1四半期(2011年3~5月)の決算を発表した。売上高は49億ドルで前年同期の42億ドルから16%増加したが、事前予測の52億~56億ドルには届かなかった。純利益は6億9500万ドル(希薄化後1株当たり利益は1.33ドル)で同9.6%減少した。こちらも事前予測値(1株当たり利益1.47~1.55ドル)を大幅に下回った。

 当期の売上高構成比は、ハードウエアによる収入が78%、サービスによる収入が20%、その他ソフトウエアなどが2%。当期に出荷したスマートフォン「BlackBerry」は約1320万台だった。4月19日に米国とカナダで発売したタブレット端末「BlackBerry PlayBook」は約50万台を出荷した(関連記事:RIM、タブレット端末「BlackBerry PlayBook」を世界展開、16カ国・地域で発売へ)。

 同社のJim Balsillie共同最高経営責任者(CEO)は、「2012会計年度は厳しいスタートとなった。第1四半期の減速は第2四半期にも続いている。新製品の投入が8月後半にずれ込むことから第2四半期は予想を下回る結果になりそうだ」と述べている。

 併せて発表した第2四半期(2011年6~8月)の業績見通しは、売上高が42億~48億ドル、1株当たり利益が0.75~1.05ドルの範囲。2012会計年度通期(2011年3月~2012年2月)の1株当たり利益は5.25~6.00ドルとし、従来予測の「7.50以上」から引き下げた。

 これに伴い、人員削減を含む全社的な事業合理化を第2四半期に実施する計画。第3四半期以降に効果が出ると同社は期待している。

[発表資料(PDF文書)]