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 米Googleは米国時間2011年6月24日、オンライン医療情報管理サービス「Google Health」と消費電力表示ツール「Google PowerMeter」の提供終了について発表した。期待したほど多くの関心を集めることができなかったことが理由だが、「影響のあるモデルとして役割を果たした」としている。

 Google Healthは2012年1月1日に閉鎖し、Google PowerMeterは2011年9月16日をもってアクセスを停止する。

 2008年に最初に発表されたGoogle Healthは、ユーザーがオンラインで自身の医療情報を集約できるサービスで、カルテ、処方履歴、検査結果といったデータの保存および管理に使われる(関連記事:Google,Webで医療情報を管理できる「Google Health」の詳細を発表)。一部ヘビーユーザーはいるものの、技術に詳しい介護者や患者、フィットネス愛好者や健康マニアなど以外には、思うように広まらなかった。閉鎖後もユーザーは2013年1月1日までデータをダウンロードできる。PDFやCSVのほか、米Microsoftの個人向け医療情報管理ツール「HealthVault」に移行可能なCCR形式などでデータを書き出せる。

 Google PowerMeterは、消費者が自分の家庭の消費電力をパソコン上で確認できるソフトウエアツール。2009年より電力会社や機器メーカーとの提携を通じて提供していた(関連記事:米Google社,スマートメーターと連携する消費電力削減用ソフトウエア・ツールを開発中)。「PowerMeterは、リアルタイムで消費電力を把握することの重要性を証明した」と同社は評価しているが、当初予測したほど急速に普及しなかった。

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