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 データコア・ソフトウェアは2011年6月29日、ストレージ仮想化ソフトの新版「SANsymphony-V R8.1」を発表した。8月1日に出荷を開始する。新版ではデータ配置を自動的に最適化する「Auto-Tiering」機能を追加した。I/Oの負荷に応じて、アクセス負荷の高いデータは高速なディスク装置に、アクセス頻度の少ないデータは低速なディスク装置に移動する。

 SANsymphony-Vを使うと、複数のディスク装置を「仮想ディスクプール」として論理的に統合して、そこから必要な分のディスク容量を各サーバーに割り当てられる。異なるベンダーのディスク装置を混在して使うこともできる。SANsymphony-VはWindows Server上で動作する。各サーバーはSANsymphony-Vが動作するサーバーを介して、ディスク装置にアクセスする形になる。

 新版のR8.1では、仮想ディスクプール内でストレージ資源を応答速度に応じて階層化する。Auto-Tiering機能では、その階層化に応じて最適なストレージ資源にデータブロックを自動配置する。ファイル単位ではなく、ブロック単位で最適化することでストレージの利用効率を高める。

 価格は、最大5TBの物理容量を管理する「vL1」が30万4000円(税別、以下同)。年間サポートは7万6000円となる。最大16TBを管理できる「vL2」は72万円で、年間サポートは18万円。最大100TBを管理できる「vL3」は160万円で、年間サポートは40万円となる。ただし、これら3製品ではAuto-Tiering機能はオプション扱いとなる。Auto-Tieringを利用する場合には32万円と年間サポート8万円が追加で必要になる。

 サービス事業者などの大規模ユーザー向けには、最大256TBを管理できる「vL4」と上限なしの「vL5」がある。vL4の価格は576万円で年間サポートは144万円。vL5は1088万円で年間サポートは272万円である。vL4とvL5は標準でAuto-Tieringを利用できる。