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LightSquaredのホームページ
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 LTE(Long Term Evolution)ネットワークの卸売事業者である米LightSquaredは米国時間2011年6月30日、米連邦通信委員会(FCC)に無線ブロードバンドネットワーク構築計画の改訂案を正式に提出した。指摘されていたGPSとの干渉を回避するための措置を盛り込んでいる。

 同社は通信衛星回線と携帯電話用周波数帯を組み合わせてLTEネットワークを構築し、通信事業者に向けた卸売事業の展開を計画しており、現在FCCによる最終承認を待っている段階である。同計画では、2015年に2億6000万人以上の米国民に無線ブロードバンド接続を提供することを目指している。

 今回LightSquaredが提案した干渉回避措置では、市場で販売されているGPSデバイスの約99.5%で干渉問題を解消できたという。GPS対応携帯電話では100%問題がなかった。米メディアの報道(InfoWorld)によると、同社は使用する周波数帯を、GPS機器との干渉のリスクがあるブロックから変更することを提案している。

 またLightSquaredは干渉テスト結果をFCCに提出するとともに、干渉の原因がGPS機器にあると指摘した。同社によれば、GPS機器が他のライセンシーに割り当てられた周波数帯を使用する設計になっているためで、「デバイス当たりわずか5セントのフィルター機能を付ければ過去数年間に解決できたことだ」と批判した。

 さらに「干渉問題は優れたデータ、優秀なエンジニア、信頼ある話し合いによって解決できるが、当社だけでは解消できない」としてGPS業界の協力を呼びかけている。

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