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 南アフリカのディメンション・データは2011月6月30日(米国時間)、米新興企業のオプソースを買収すると発表した。ディメンション・データはNTT持ち株会社の子会社。2010年10月にNTTが買収した。オプソースは企業向けにセキュリティレベルの高いIaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)を展開する企業である。買収金額は非公表だが、およそ70億円と見られる。

 オプソース買収に関するNTTグループの狙いは大きく二つ。一つはオプソースが保有するクラウド関連の技術・ノウハウを活用して、ディメンション・データの既存顧客のクラウド対応ニーズに応えることだ。企業や官公庁、通信事業者などに対してクラウド導入のコンサルティング、構築サービスなどを提供する。

 もう一つの狙いは、オプソースが保有するクラウドサービスの運用を自動化するソフト(オーケストレーションソフト)技術の活用である。オプソースは企業向けIaaSの提供にあたって、自社でオーケストレーションソフトを開発。NTTアメリカを含むクラウド事業者にオーケストレーションソフトを販売している。

 NTTグループでは、クラウドサービスを展開するNTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTドコモの3社で作業班を新設する。オプソースのオーケストレーションソフト技術を利用して、グローバル展開しやすいクラウドサービスの検討を進める。