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 ノベルは2011年7月5日、企業向けのLinuxシステム管理用ソフトウエアの新製品「SUSE Manager」の販売を開始した。同社は直接販売せず、パートナーを通じて販売する。最小構成での想定価格は160万円前後の見込み。

 SUSE Managerは、企業が使っているLinuxサーバーに対して、ソフトウエア管理やパッチ管理、資産管理、プロビジョニングなどの機能を提供する管理ソフトウエア。オープンソースのLinuxシステム管理ソフトウエア「Spacewalk」をベースとしており、x86系やItanium系、IBM System zなど様々な物理システム上のワークロードを管理できる点が特徴。VMwareやXen、KVM、Hyper-Vなどの仮想化環境やAmazon EC2などのクラウドプラットフォームもサポートしている。

 Spacewalkが米レッドハットの統合管理ソリューション「Red Hat Network Satellite」のアップストリームプロジェクト(基となるコードを提供するプロジェクト)ということもあり、SUSE Managerもノベルが提供している企業向けLinuxディストリビューションである「SUSE Linux Enterprise」(SLES)に加えて、レッドハットの「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)を管理可能となっている。「Red Hat Network Satelliteを利用している企業は、すべてのデータや設定、カスタムスクリプト、テンプレート、プロセスを保ったまま、SUSE Managerに移行できる」(ノベル)という。

 管理対象となるサーバーOSのバージョンは、SUSE Linux Enterprise 11 SP1と、米レッドハットのRed Hat Enterprise Linuxの3以降(3、4、5、6)の各最新バージョン。ハードウエアに関しては、SUSE Linux Enterprise 11 SP1の方は、x86、x86_64、Itanium、IBM POWER、IBM System zの各アーキテクチャに基づくハードウエアをサポート。Red Hat Enterprise Linuxの方は、x86とx86_64の二つをサポートする。