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 ポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフーは2011年7月7日、同社のWeb開発者向けコミュニティ「Yahoo!デベロッパーネットワーク」において、「東日本大震災 写真保存プロジェクト」のデータを外部のサービスから利用可能にするWeb APIを公開したことを発表した。利用料は無料(非営利の復興支援目的または学術目的の場合)。

 同プロジェクトは、東日本大震災関連の写真をユーザーが投稿したり閲覧したりできるというプロジェクトで、同社が4月8日に立ち上げ、6月1日から公開を始めていた(関連記事:ヤフー、1万枚以上の写真が投稿された「東日本大震災写真保存プロジェクト」を公開開始)。

 提供するWeb APIは、(1)キーワードや位置情報、期間、種類などを条件指定して写真を検索するための「写真検索API」、(2)緯度および経度を指定して周辺の投稿地点を取得する「地点検索API」、(3)県や市町村区ごとの投稿件数を取得する「地域別件数取得API」---の3種類。

 これらのAPIを使うことで、震災復興目的で提供されている様々なWebサービスやスマホ用アプリなどに、同プロジェクトの写真を手軽に取り込んで表示することが可能になる。ヤフーによれば、既に頓智ドットのスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「セカイカメラ」が同APIを使って対応サービスの提供を始めているという。

 なお、ヤフーによれば7月7日現在、東日本大震災 写真保存プロジェクトに投稿されている写真の点数は約2万枚に上るとしている。