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写真1●最大5322個のLTOテープを格納できる「HP ESL G3テープライブラリ」
写真1●最大5322個のLTOテープを格納できる「HP ESL G3テープライブラリ」
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写真2●日本ヒューレット・パッカード エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 HPストレージ事業本部 ストレージ製品本部 製品マーケティング部 担当マネージャーの諏訪 英一郎氏
写真2●日本ヒューレット・パッカード エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 HPストレージ事業本部 ストレージ製品本部 製品マーケティング部 担当マネージャーの諏訪 英一郎氏
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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は2011年7月7日、テープライブラリ装置のハイエンドモデル「HP ESL G3テープライブラリ」を発売した(写真1)。最大でLTOテープカートリッジを5322スロットまで格納でき、前回のハイエンドモデルから7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

 バックアップのメディアとして、最近はディスクを使うニーズが高まっている。これに対し、「ディスクバックアップは成長市場で重視していきたいが、バックアップ市場全体としてはテープの方がまだまだ大きい」(エンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括 HPストレージ事業本部 ストレージ製品本部 製品マーケティング部 担当マネージャーの諏訪 英一郎氏、写真2)と、新製品を発表した背景を語る。

 具体的には、1次保管先としては高速でランダムアクセスできるディスクが向いているが、コストや容量を重視する2次保管先としてテープのメリットは大きい。30年近くのメディア耐久性やメディアの移動が楽という可搬性から、セキュリティや災害対策の面でもテープの方が有利である。これらのことから、「ディスクとテープは適材適所で使い分けていくのが重要」(諏訪氏)とする。

 今回のフルモデルチェンジで大きく変わったのは、システムをより柔軟に拡張可能にしたこと。新モデルでは、ライブラリを停止せずにきょう体を増設し、最大で5322カートリッジまで拡張できる。このカートリッジを格納するスロットに対し、今回から新たに使用権という概念を導入。ラック内に装備している物理的なスロット数ではなく、実際に利用する部分のスロット使用権を100スロット単位で購入できるようにした。

 たとえば、最小構成の1ラックの中には300個分のスロットを用意しているが、ライセンスとしてはこのうちの100スロット分の使用権だけを購入して利用を開始できる。100スロット分で容量が足りなくなった場合は、必要なスロット分の使用権を100スロット単位で追加購入すれば拡張できる。

 HP ESL G3テープライブラリの価格は、最小構成で1705万2000円から。19インチ幅のラック型きょう体で提供され、最大で5322カートリッジまで拡張可能。1カートリッジ当たり3Tバイト(圧縮時)のデータを格納できるLTO-5を使うと、最大で15Pバイトまで格納できる。