iStorage T30Aの外観。2U大に、ドライブ2基、テープ30巻を収容する
iStorage T30Aの外観。2U大に、ドライブ2基、テープ30巻を収容する
[画像のクリックで拡大表示]

 NECは2011年7月27日、省スペース型のテープ・ライブラリ2機種「iStorage T30A/T60A」を販売開始した。高さ2UにLTO Ultriumドライブを2台、テープを30巻収容するなど、実装密度を従来比で1.5~2倍に高めた。2011年8月10日に出荷する。価格は、30巻収容の「iStorage T30A」で149万円(税別)から、60巻収容の「iStorage T60A」で248万円(税別)から。

 iStorage T30AとiStorage T60Aは、省スペース型のテープ・ライブラリ。従来製品比で、ドライブ数を2倍に、テープ巻数を1.5倍以上に高めた。iStorage T30Aは、高さ2Uのラックマウント型きょう体に、ドライブ(LTO Ultrium4またはLTO Ultrium5、ハーフハイト)を1~2台、テープを30巻収容する。一方、iStorage T60Aは、高さ4Uのきょう体に、ドライブを1~4台、テープを60巻収容する。NECによれば、同製品の収容効率は記事執筆時点で世界最高としている。

 製品の主な仕様は、以下の通り。

 ドライブ1台あたりのデータ転送速度は、LTO Ultrium4ハーフハイトで非圧縮時432Gバイト/時、LTO Ultrium5ハーフハイトで非圧縮時504Gバイト/時。テープ1巻あたりの容量は、LTO Ultrium4で非圧縮時0.8Tバイト、LTO Ultrium5で非圧縮時1.5Tバイト。

 iStorage T30A(LTO Ultrium5ドライブ2台構成時)の性能は、最大データ転送速度が2倍圧縮時2016Gバイト/時、テープ容量が2倍圧縮時90Tバイト。iStorage T60A(LTO Ultrium5ドライブ4台構成時)の性能は、最大データ転送速度が2倍圧縮時4032Gバイト/時、テープ容量が2倍圧縮時180Tバイト。

 サーバー接続インタフェースは、SAS(6Gビット/秒)またはFibre Channel(8Gビット/秒)。電源入力は、AC100-240V、50/60Hz。最大消費電力は、iStorage T30Aが88W(ドライブ1台構成時)~132W(ドライブ2台構成時)。iStorage T60Aが98W(ドライブ1台構成時)~230W(ドライブ4台構成時)。