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写真1●クレジットカード情報をD-Holsterを装着したiPhone 4で読み取る
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写真2●箱に印刷されたバーコード情報を読み取っているところ
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 フライトシステムコンサルティングは2011年7月28日、iPhone 4およびiPod touchをPOS端末として使えるようにするソリューション「POSマイスター」を発表、8月から販売を開始する。POSマイスターは、米I Love Velvet社(ILV)の専用ケース「D-Holster」とフライトシステムコンサルティングが開発した専用アプリ「POSマイスター」および「ペイメント・マイスター」で構成する(写真1写真2)。価格は1端末あたりiPhoneを含めて「12万~13万円」(片山圭一朗代表取締役社長)。別売のキャッシュドロワーやレシートプリンターを組み合わせることで、従来のPOSレジ機能をiPhone/iPod touchで実現できる。

 ILVのD-Holsterは、バーコードリーダー、磁気カードリーダー、接触型ICリーダー(EMV仕様)、非接触型ICリーダー(NFC)の4種類のインタフェースを備えた専用ケース。磁気カードリーダーは、各種クレジットカードのほか、中国銀聯カードや日本独自のJIS2フォーマットのカード読み取り機能も備える。これらの機能はILVとフライトシステムコンサルティングが共同開発した。今後、日本向けには「FeliCaへの対応も(ILVと)共同で開発したい」(片山社長)としている。また、D-HolsterとiPhone/iPod touchとの接続部分のアダプターを変更できるため、基本的なサイズの変更がなければ将来iPhoneの形状が変わっても対応できるという。

 専用アプリのPOSマイスターは、D-Holsterが読み取った情報を基に合計金額の算出などをするアプリである。ペイメント・マイスター(関連記事)は決済専用アプリで、三菱UFJニコスの「ECカード決済サービス」に接続し、クレジットカード決済などを実現する。いずれもサードパーティー製アプリとの連携が可能である。

 同社では、(1)POSの店舗サーバー機能を備えたASPサービスと組み合わせて、一時的なイベントなどでの物販に利用、(2)既存のPOSシステムと組み合わせて、可搬性のあるPOS端末の台数を増やす、(3)専用のクレジット決済用端末や銀聯決済端末を用意せずに同システムをクレジット・銀聯決済専用に使う---といった利用シーンを想定している。実際、「ノート・パソコンすら必要ない。今回は間に合わなかったが、フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL’11、7月29日から開催される屋外音楽イベント)からも引き合いがあった」(片山社長)という。