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 米IBMは米国時間2011年7月28日、新たな研究部門「Services Innovation Lab(SIL)」の立ち上げを発表した。同社サービス事業におけるリアルタイム分析とソフトウエア自動化の活用促進を図るのが狙い。

 SILは当初、IBM社内の約200人の技術専門家で構成し、クラウドコンピューティング、分析、モバイル関連サービスのアプリケーション開発に焦点を当てる。具体的には、新たなクラウドサービスの開発、既存環境をクラウドベースに移行する手法の考案、分析サービスとビジネスプロセスの革新的統合、企業におけるモバイル技術導入の支援などに取り組む。また、データマイニングやリアルタイム分析を利用してデータセンターの監視や保守を効率化する方法についても注力する。

 SILは、同社研究開発部門のIBM Researchが米国、中国、イスラエル、インド、日本、スイス、ブラジルに所有する研究所で活動する。コンピュータ科学、ユーザーインタフェース、ソフトウエア、セキュリティ、システム管理、認知科学などの分野で実績を上げている人材を揃えたという。

 IBMは研究開発に年間60億ドル以上を投資しており、世界で雇用している約3000人の研究者のうち約3分の1はサービスと分析関連に従事している。同社の2011年第2四半期決算によると、サービス事業の売上高は前年同期と比べ10%成長した(関連記事:IBMのQ2決算は増収増益、通年見通しを引き上げ)。

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