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 米comScoreが現地時間2011年8月17日に公表した調査結果によると、この6月における世界の小売り/オークションサイトのユニーク訪問者数は、米Amazon.comの各国サイトを合わせた数が2億8220万人となり、トップになった。世界インターネット人口の5人に1人(20.4%)がAmazonのサイトを訪れた。

 Amazonに次いで訪問者数が多かったのは米eBayのサイトで2億2350人。ネット人口全体に占める割合は16.2%だった。この後、中国Alibaba.com(同11.3%)、米Apple(同9.7%)、楽天(同4.2%)と続いた。楽天は小売り大手の米Wal-Mart Stores(同3.2%)や米Hewlett-Packard(同2.8%)を抑えて上位5位に入った。

 comScoreの共同創設者で会長のGian Fulgoni氏は、「オンライン小売りは、米国で既に年間1500億ドルを超える規模になっているが、世界各国を見るとまだ拡大の機会がある。テクノロジーは消費者の行動に変化をもたらした。より便利で価格競争力持ったサイトが選ばれる傾向がますます強くなっている」と述べている。

 各社の地域別訪問者数の割合を見ると、AmazonとAppleが全世界でまんべんなくユーザーを獲得していることが分かる。Amazonの訪問者数全体に占める北米訪問者の割合は35.4%、欧州は31.8%、アジア太平洋地域は24.1%だった。Appleの場合は、北米が32.0%、欧州が29.6%、アジア太平洋地域が24.9%。

 これに対し、Alibaba.comは全体の85.7%がアジア太平洋地域で、それ以外の地域はいずれも数パーセントにとどまっている。楽天もアジア太平洋地域が72.7%と圧倒的に多いが、欧州の訪問者数が19.8%に上り、北米でも5.3%ある。同社が相次ぎ進める海外展開の成果が表れている(関連記事:「日本企業を脱し世界企業へ」、楽天が英語で海外戦略を発表)。

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