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 ネットワークトラフィックを監視する米Renesysは米国時間2011年8月21日、リビアの反政府勢力が制圧した首都トリポリのインターネットの接続状況について報告した。長い間不通だったインターネットは現地時間8月21日から復旧と遮断を繰り返したのち、8月22日には回復した。リビアの通信事業者Libyan Telecom and Technology(LTT)のWebサイトには、「おめでとう。リビアは暴君の支配から解放された」のメッセージが表示されたという。

 リビアでは過去数カ月間インターネットが停止していた。LTTを通じて世界につながるルートは生きていたが、地域DSLサービスの大半が3~5カ月にわたって不通になっていたため、一般市民はインターネットにアクセスできない状態だった。

 8月21日の朝、突如としてインターネットが復旧し、ミニブログサービス「Twitter」へのツイートが始まり、反政府勢力のトリポリ進軍を実況する投稿が相次いだ。しかし突然、アクセスが切断され、しばらくして再び回復した。LTTの16ルートのうち11ルートがダウンしていたが、これを復旧してルートを正常な状態に戻した。問題の11ルートは2週間前にも突発的な不通に陥った。

 その後も不安定な状況は続いたが、8月22日12時にはアクセスが回復し、LTTのWebサイトも再開している。

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