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Rory P. Read氏
Rory P. Read氏
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 米AMDは米国時間2011年8月25日、社長兼最高経営責任者(CEO)に中国Lenovo Group(聯想集団)の元幹部であるRory P. Read氏(49歳)を任命したと発表した。Read氏は即日就任し、取締役会にも参画することが決まっている。

 AMDは今年1月にDirk Meyer氏がCEOを辞任して以来、半年以上、後継者探しをしていた。この間、上級副社長兼最高財務責任者(CFO)のThomas Seifert氏が暫定CEOを務めていたが、同氏は本来の職務に戻る。

 Read氏は5年間Lenovoに在籍し、2009年に社長兼最高執行責任者(COO)に昇格した。同氏の指揮のもと、Lenovoは過去最大の市場シェアを獲得。売上高は急速な伸びを見せ、営業利益が大幅に改善した。Lenovoに入社する前は、米IBMに23年間勤務した。

 AMD取締役会会長のBruce Claflin氏は、Read氏について「AMDを世界の主導的半導体設計企業に発展させるために理想的な人物だ。Lenovoでは社長兼COOとして市場シェアと収益性を拡大させつつ、ダイナミックな新規市場への参入に貢献した。同氏の適切な戦略思考と生来の顧客志向は、AMDの顧客の声を最大限生かすのに役立つだろう」と述べた。

 米メディア(InfoWorld)はAMDが直面している主な課題として、急成長するタブレット市場への参入で遅れをとっていること、利益性の高いサーバー市場における市場シェアが縮小していることを挙げている。

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