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 米Dellは米国時間2011年8月29日、クラウドコンピューティングサービス「Dell Cloud with VMware vCloud Datacenter Service」を発表した。米VMwareが開発したクラウド向けアーキテクチャーをベースにする。

 Dellのデータセンターを利用し、同社サーバーとストレージ、セキュリティ技術を組み合わせる。企業が既存のIT環境を効率的にクラウドサービスと連携させるためのコンサルティングや、アプリケーションサービスおよびインフラサービスを提供する。

 導入方式は、パブリック、プライベート、ハイブリッドを用意する。パブリックでは、仮想CPU、メモリー、ストレージ、IPアドレス、ファイアウォールなどをIaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)モデルで提供する。プライベートは、「VMware vSphere」「VMware vCloud Director」あるいはDellの「vStart」などを利用して、企業所有のデータセンターまたはDellのデータセンターに専用のクラウド環境を構築する。ハイブリッドは、「VMware vCloud Connector」を使ってプライベートクラウドとDellによるパブリッククラウドを集約管理する機能を提供する。

 セキュリティ面では、同社が今年買収した米SecureWorksのマネージドセキュリティサービスに加え、VMwareおよびTrend Microの協力を得て、ネットワークファイアウォールやWebアプリケーションファイアウォール、侵入検知および防止システム、脆弱性スキャニングなど多層のセキュリティを提供する。

 Dell Cloud with VMware vCloud Datacenter Serviceは現在一部顧客を対象にベータトライアルを実施している。2011年第4四半期に米国で正式提供を開始し、2012年にEMEA(欧州/中東/アフリカ)と日本およびアジア太平洋地域に拡大する予定。

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