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 米Dellは米国時間2011年8月30日、クラウドコンピューティング環境を利用して中小企業向けアプリケーションをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)モデルで提供する「Dell Cloud Business Applications」を発表した。

 第1弾アプリケーションとして、米Salesforce.comのCRM製品の提供を米国で開始した。2012年にはマーケティングや会計向けに米Microsoftの「Dynamics GP ERP」、米Intuitの「QuickBooks」なども追加する予定。同サービスで提供するアプリケーションはDellがテストを行い、機能、セキュリティ、拡張性の要件を満たした製品を選ぶとしている。

 Dellが昨年11月に買収した米Boomiの技術を利用し、企業が社内に所有するソフトウエアやクラウド環境で利用しているソフトウエアとのスムーズな統合も支援する。また、リアルタイムのオンライン分析やレポート機能も提供する。迅速なクラウドアプリケーションの実装を支援する導入サービスでは、企業のニーズに合わせて「Basic」「Professional」「Premier」の3エディションを用意する。

 Salesforce.comのCRMアプリケーションとDell Boomiの統合サービスを合わせた1カ月あたりの利用料は565ドルから。導入サービスは5000ドルから提供する。分析サービスは2012年前半に利用可能にする。

 なおDellはこの前日に、米VMwareのクラウド向けアーキテクチャーをベースにしたクラウドコンピューティングサービス「Dell Cloud with VMware vCloud Datacenter Service」を発表している(関連記事:Dell、VMwareベースのクラウドサービスを発表)。

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