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写真1●Juniper Networks MAG4610の外観
写真1●Juniper Networks MAG4610の外観
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写真2●WisePoint Authenticatorの「イメージングマトリクス認証」画面
写真2●WisePoint Authenticatorの「イメージングマトリクス認証」画面
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写真3●ファルコンシステムコンサルティング代表取締役社長の高橋正廸氏
写真3●ファルコンシステムコンサルティング代表取締役社長の高橋正廸氏
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写真4●ジェイズ・コミュニケーションでマーケティング部長を務める來徳雄達氏
写真4●ジェイズ・コミュニケーションでマーケティング部長を務める來徳雄達氏
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 ジェイズ・コミュニケーションは2011年9月5日、1/2ラックの容積で同時接続1000ユーザーまで利用可能なSSL-VPN装置の新機種「Juniper Networks MAG4610」(写真1)を販売開始した。従来シリーズの同等モデル「SA4500」と比較して、設置容積が1/2に、消費電力が約1/4になった。価格は、本体が140万円(税別)、10ユーザーライセンスが39万9200円(税別)など。

 MAG4610は、米Juniper Networksが開発したSSL-VPN装置の現行シリーズ「MAGシリーズ」を構成する全4機種のうち、下から2番目の性能を持つ機種である。4機種の性能はそれぞれ、「MAG2600」が同時接続100ユーザー、「MAG4610」が同時接続1000ユーザー、「MAG6610」が同時接続2万ユーザー、「MAG6611」が同時接続4万ユーザー、である。

 ジェイズ・コミュニケーションは、米Juniper Networksの国内販売代理店の1社である。現在、SSL-VPN装置の従来シリーズ「SAシリーズ」を現行シリーズ「MAGシリーズ」に切り替え中であり、今回のMAG4610は、2011年6月に販売開始したMAG2600に次ぐ2機種目のMAGシリーズに当たる。2011年9月下旬には残りの2機種、MAG6610とMAG6611を販売開始する。

 MAG4610の主要スペックは、以下の通り。大きさは、1Uラックマウントの半分の幅とした1/2ラックマウント型(幅219.2×高さ44.5×奥行546.1mm)。重さは5.2kg。電源容量は70W。ネットワークインタフェースは1000BASE-T×3。SSL処理はソフトウエア。同時接続ユーザー数は、最小10~最大1000。ユーザーライセンスは、10/25/50/100/500/1000の6段階。災害時の事業継続のために接続ユーザー数を一時的に拡大する「ICEライセンス」も用意している。

リモートアクセスのセキュリティ強化狙い、認証強化ソフトとセット販売

 なお、ジェイズ・コミュニケーションでは、SSL-VPN事業を拡大する方策の一つとして、2011年5月にファルコンシステムコンサルティングとの間で販売代理店契約を交わした。SSL-VPN装置の認証機能を強化するための仕組みとして、ファルコンシステムコンサルティングが開発したユーザー認証ソフト「WisePoint Authenticator」を販売している。

 WisePoint Authenticatorは、RADIUSサーバー機能とWeb型の認証画面サーバー機能を提供するソフトである。ユーザー認証の方法として、乱数表や携帯電話の端末ID、質問に対する答え、などのほかに、あらかじめ登録しておいた動物の絵と順番を選ぶことで認証する「イメージングマトリクス認証」を利用できる(写真2)。これらの認証機能をSSL-VPN装置の利用者認証に用いることで、リモートアクセスのセキュリティが高まるというシナリオである。

 具体的な連携イメージは、こうだ。(1)エンドユーザーは、Webブラウザを使ってWisePoint Authenticatorの認証画面サーバーにアクセスする。ここでの入力値は、WisePoint AuthenticatorのRADIUS認証サーバーに送られる。(2)認証された場合は、専用のコードをURLに埋め込んだ形で、SSL-VPNの接続画面にリダイレクトする。これにより、エンドユーザーは自動的にSSL-VPNに接続する。(3)SSL-VPN装置ではURLを解釈し、WisePoint Authenticatorの認証画面との間で認証を実施する。(4)SSL-VPN装置による認証完了後、エンドユーザー側でSSL-VPNクライアントソフトが起動し、コネクションが張られる。

 SSL-VPN装置の認証機能を強化する需要が高まっていると指摘するのは、WisePoint Authenticatorの開発元であるファルコンシステムコンサルティングで代表取締役社長を務める高橋正廸氏(写真3)。「自然災害を機にBCPの需要が高まった。一方、非正規雇用者が企業の従業員の40%を占めるなど労働環境も変化している。リモートアクセスをセキュアにする需要が大きい」(高橋氏)。

 ジェイズ・コミュニケーションでマーケティング部長を務める來徳雄達氏も、需要の変化を指摘する(写真4)。「リモートアクセスの利便性とセキュリティを両立させる需要が大きい。これを踏まえ、単なるモノの提供だけではなく、“ソリューション”(問題を解決するための製品サービス)を提供していく」(來徳氏)。

■変更履歴
最終段落と写真4のキャプションに「ジェイズコミュニケーション」とありましたが、「ジェイズ・コミュニケーション」の誤りです。お詫びして訂正します。本文とキャプションは修正済みです。 [2011/09/05 18:30]