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Active! gateの設定画面の例。添付ファイルの暗号化パスワードを設定する
Active! gateの設定画面の例。添付ファイルの暗号化パスワードを設定する
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 トランスウエアは2011年9月5日、メールの誤送信を防止するサーバーソフト「Active! gate」について、機能を強化した新版を同日から出荷した。新版では、ファイル暗号化機能を強化し、新たにLinuxコマンドラインで任意の外部プログラムを指定できるようにした。Active! gateの価格は、最小構成の50ユーザー時に27万円(税別)など。

 Active! gateは、メールの誤送信を防止するためのメール(SMTP)サーバーソフトである。既存のメール中継経路上に配置し、送信メールをすぐには中継せずにいったん保留することで、外部のメールサーバーに誤ってメールを送信してしまう事故を防止する。

 主な機能は7個あり、以下の通り。(1)送信メールを各種の条件に応じて一時保留する。(2)添付ファイルを暗号化する(写真)。(3)添付ファイルをWebダウンロードに置き換える。(4)To/CCフィールドに大量にアドレスがある場合にBccに自動変換する。(5)条件に応じて送信を拒否する。(6)社内あてメールと社外あてメールを時間差配信する。(7)上司の承認を経てから送信する(オプション)。

 今回、添付ファイルを暗号化する機能を強化した。これまでは、ファイル暗号化の方式として、Zip暗号化(ファイル形式はZip、暗号アルゴリズムは開発元である米PKWAREの独自形式)のみを利用できた。これを以下の全6種類に増やした。(a)Zip形式(Zip独自の暗号化アルゴリズム)、(b)Zip形式(AES128)、(c)Zip形式(AES256)、(d)7-Zip形式(AES256)、(e)7-Zip形式(AES256、ファイル名も暗号化)、(f)7-Zip形式(AES256、実行形式)。

 さらに、Linuxのコマンドラインで表現可能な任意の外部プログラムを指定できるようにした。これにより、入力および出力のファイル名と暗号化パスワードを引数で指定できて、Linux上で稼働する暗号化プログラムならば、自由に利用できる。

 Active! gateの稼働OSは、Red Hat Enterprise Linux 5またはCentOS 5。Active! gateの前提として、Linux OS上に、各種サーバー機能へのアクセスを制御するラッパーソフトのxinetdがインストールされている必要がある。一方、 WebサーバーソフトのApache HTTP ServerとDBMSのPostgreSQLのインストールは避ける必要があるとしている。