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InstallShield 2012日本語版の画面
InstallShield 2012日本語版の画面
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 ネットワールドは2011年9月7日、Windowsインストーラ開発ソフトの新版「InstallShield 2012日本語版」を発表した。出荷は9月13日。新版では、最上位エディションにおいて複数のアプリケーションを一つのインストールパッケージに統合できるようにした。開発会社は、米Flexera Software(旧Acresso Software)。

 InstallShieldは、Windowsのインストーラパッケージを作成するためのソフト。Windows標準のMSI形式や、独自仕様のInstallScript形式のファイルを生成できる。インストーラパッケージとは、プログラム本体や環境設定などWindowsアプリケーションのインストールに必要な情報をまとめたもの。開発したアプリケーションをインストーラパッケージとして配布することで、アプリケーションを簡単に導入できるようになる。

 新版では、最上位の「Premier Edition」において、複数アプリケーションを一つのインストーラパッケージに統合する「スイートインストール機能」を追加した。これにより、複数のアプリケーションを同時に導入できるようになる。複数アプリケーションの中から、インストールするアプリケーションをユーザーに選択させることも可能。また、64ビット版と32ビット版のインストーラを1個にまとめ、OS環境に応じて自動選択するといったこともできる。

インストーラの構成/開発を柔軟に

 スイートインストール機能の関連機能として、インストーラパッケージの開発を、複数の開発者で分担することもできるようにした。インストーラパッケージを構成する個々のアプリケーションごとに、個々のアプリケーションのインストーラ部を独立して開発し、反映できるようにした。

 また、あるアプリケーションをインストールする際に必要になる前提アプリケーションを、必要に応じて別途ダウンロードしてインストールできるようにもした。以前は、インストール時に必要になるかもしれないソフトウエアは、あらかじめインストーラパッケージに含ませておく必要があった。これを、オンデマンドでネットワーク経由でダウンロードできるようにした。

 InstallShield 2012日本語版は、(1)「Premier Edition」、(2)「Professional Edition」、(3)「Express Edition」という三つのエディションで構成する。

 上述した新機能は、いずれも最上位となる(1)のPremier Editionに限って利用できる。Premier Editionではまた、多言語のインストーラを開発することもできる。最も安価な(3)のExpress Editionでは、作成できるインストーラパッケージをMSI形式に限るなど機能を絞ると同時に、ウィザードで簡単にインストーラを作成できるようにするなど、操作を簡略化している。

 稼働OSは、Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008/2008 R2。インストールを実施するターゲットOSは、Windows 2000/XP/Vista/7、Windows Server 2003/2008/2008 R2など。価格は、ネットワールドのオンライン販売価格(税込み)で、Premier Editionが75万6000円、Professional Editionが37万8000円、Express Editionが11万3400円。