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 ノベルは2011年9月7日、バックアップツールや環境移行支援ツールの新版3製品を発売した。バックアップソフト「PlateSpin Protect 10.1」、バックアップアプライアンス「PlateSpin Forge 3.1」、環境移行支援ソフト「PlateSpin Migrate 9.1」である。

 PlateSpin Protectを利用すると、サーバーの内容を定期的に仮想マシンにコピーできる。障害発生時にはコピー先の仮想マシンで仮復旧し、本番系の復旧が終わった後に本復旧を行う---という手順で早期に復旧することが可能だ。バックアップ対象のサーバーにはエージェントソフトをインストールする必要がある。

 PlateSpin ForgeはPlateSpin Protectのアプライアンス版だ。バックアップ先となる仮想マシンをアプライアンス内に持ち、1台で最大25台のサーバーをバックアップできる。アプライアンスには3.5Tバイトのハードディスクと32Gバイトのメインメモリーを搭載している。

 新版ではバックアップ時に利用するネットワーク帯域を節約する機能を強化した。一つはデータ圧縮機能の刷新だ。バックアップ元サーバーのエージェントソフトでデータを圧縮し、バックアップ先に送るデータ量を少なくする。新版ではサーバーごとに圧縮の可否を選択できるようにした。もう一つは帯域制限機能の追加である。バックアップ用途で使う帯域幅をあらかじめ設定して、それ以上のデータをネットワークに流さないようにする。

 このほか、NAT(ネットワークアドレス変換)に対応した。異なるセグメントにあるサーバーのバックアップや、インターネット越しのバックアップを可能にした。「プロバイダがバックアップサービスを提供するような形態もやりやすくなった」(ノベルの飯田敏樹営業本部テクニカルセールス・スペシャリストマネージャー)。

 参考価格はPlateSpin Protectが1ライセンス(サーバー1台のバックアップ)あたり30万8960円から。最低10ライセンスの購入が必要になる。PlateSpin Forgeは10サーバーまでバックアップできる最小構成が542万9400円から。

 環境移行支援ソフトのPlateSpin Migrateは、物理環境や仮想環境、異なる仮想環境間の移行作業を支援する。新版での強化ポイントは、PlateSpin ProtectやForgeと同様。価格は1ライセンス(移行対象1サーバー)当たり3万4800円から。