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 米Googleのモバイルプラットフォーム「Android」を搭載したモバイルデバイスを製造する台湾HTCが、米Appleを特許侵害でデラウェア州連邦地方裁判所と米国際貿易委員会(ITC)に提訴したことが、現地時間2011年9月7日の米メディアの報道(Bloomberg)から分かった。HTCは先週、Googleから9件の特許を譲り受け、これらへの侵害を理由に訴訟を起こした。

 これまでHTCはAppleから特許侵害訴訟の標的にされてきた。2010年3月にAppleがHTCをデラウェア州連邦地裁とITCに提訴した。ITCは調査を実施し、今年7月に、HTCがAppleの2件の特許を侵害しているとの見解を示した。またAppleは同月、別の特許に関してITCに苦情を申請し、ITCは調査を行うことを8月に明らかにしている(関連記事:米国際貿易委員会、Appleの再提訴を受けてHTCを調査へ)。

 一方HTCは2010年5月にAppleを特許侵害で逆提訴し、2011年8月にもAppleを相手取ってデラウェア州連邦地裁とITCに訴訟を起こしている(HTCのプレスリリース)。

 Bloombergによると、今回HTCが主張した特許は、元は米Palm、米Motorola、米Openwave Systemsのもので、Googleが過去1年以内に所有権を獲得した。Googleは2011年8月に米IBMから1000件以上の特許を購入したほか(関連記事:Google、IBMの特許1000件以上を購入---米メディアが報道)、米Motorola Mobilityの買収を発表した際にも特許戦争を意識した発言を繰り返している(関連記事:【続報】グーグルによるモトローラ・モビリティ買収、背景に特許戦争)。