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図1●Windows 8でHyper-Vを有効にしているところ
図1●Windows 8でHyper-Vを有効にしているところ
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図2●無線LANを使った仮想マシンと外部マシンの接続
図2●無線LANを使った仮想マシンと外部マシンの接続
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 米Microsoftは次期クライアントOS「Windows 8(開発コード名)」にも仮想化機構「Hyper-V」を搭載することを、米国時間2011年9月7日に公式ブログ「Building Windows 8」で認めた。Hyper-VはこれまでサーバーOS向けに提供されており、クライアントOSに搭載するのはこれが初めてとなる。

 Hyper-Vを使えば、同一パソコン上で32ビットあるいは64ビット版のx86系OSを同時に複数稼働させることができる。これにより、開発者が追加ハードウエアのコストをかけずに複数の異なる環境でテストを実行できるほか、IT管理者はWindowsサーバーとクライアントの両方で共通の運用管理が可能になる。

 Hyper-Vを利用するためには、米Intelまたは米AMDの64ビットプロセッサと、4Gバイト以上のRAMが必要。4GバイトのRAMでは3~4個の仮想マシンを実行できるという。仮想マシンへのアクセス手段としては「VM Console」と「Remote Desktop Connection(RDC)」の2種類を用意する。後者はマルチモニター環境をサポートするほか、マルチタッチ操作にも対応する。また、稼働中の仮想マシンのスナップショットを保存する機能も備える。

 なお、ドライブ暗号化技術「BitLocker」のように特定ハードウエアに依存する機能は仮想マシンで正常に動作しない可能性があることをブログ筆者のSteven Sinofsky氏は付け加えている。また、仮想マシンで使用するOSにはそれぞれライセンスが必要になる。

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