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 米Bloombergは現地時間2011年9月14日、米Googleが米IBMから1023件の特許を譲り受けたと報じた。9月13日付で米特許商標庁(USPTO)のWebサイトに、同年8月17日IBMからGoogleに譲渡されたという記録が掲載されたことで、明らかになった。Googleの広報担当者はこの譲渡に伴う取引金額などの詳細は明らかにしていないが、譲渡の事実は認めたとBloombergは伝えている。

 Googleは7月にもIBMから1029件の特許を取得したばかり。このほか米Motorola Mobilityの買収が決まれば、申請中のものも含め約2万5000件の特許を手に入れることになる(関連記事:【続報】グーグルによるモトローラ・モビリティ買収、背景に特許戦争)。スマートフォンやタブレットなど急成長するモバイル端末の市場ではシェア争いが激化しており、特許紛争も激しさを増している。Googleは、Android搭載端末を米Appleなどの競合企業による特許訴訟から守るため、保有特許の拡大を図っている。

 9月初旬、Android端末を製造・販売する台湾HTCは、Appleを米デラウェア州連邦地方裁判所と米国際貿易委員会(ITC)で提訴した(関連記事:HTC、Googleの助けを受けてAppleを特許侵害で提訴---米メディア報道)。この訴訟ではHTCがGoogleから譲り受けた9件の特許への侵害が争点となっている。これらはGoogleが米Palm(現Hewlett-Packard)、米Motorola(現Motorola Mobility)、米Openwave Systemsから譲り受けたものだった。