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 米Facebookの2011年における世界売上高は前年の20億ドルから大幅に増加し、42億7000万ドルに達する。こうした予測を米国の市場調査会社eMarketerが米国時間2011年9月20日に公表した。

 eMarketerによると、売上高の内訳は広告収入が38億ドル、SNS内で利用される仮想通貨「Facebook Credit」による収入が4億7000万ドル。それぞれ前年の約2倍、約3.4倍に増大すると予測している。

 Facebookの売上高に占める広告収入の割合は2009年時点で95%だったが、2011年は89%に低下する。一方でFacebook Creditによる収入は7%から11%に上昇する見通し。eMarketerの主席アナリストのDebra Aho Williamson氏は「収益源の多様化が進んでいる」と分析している。

 また、2011年の米国市場におけるディスプレイ広告収入は20億1000万ドルで、同社のシェアは16.3%。米Yahooの13.1%を上回り首位になると予測している。この後を米Google(9.3%)、米Microsoft(4.9%)、米AOL(4.2%)が続くとeMarketerは見ている。

 なおFacebookは非上場企業のため有価証券報告書の作成義務はなく、業績を公表していない。eMarketerは、消費者や企業マーケティング担当者のFacebook利用率、広告料などを分析。Facebookの広告事業に詳しい専門家への聴き取り調査も行った。

 Facebookの業績については先ごろ英Reutersが事情に詳しい関係者の話として、2011年上半期(1~6月)の売上高が16億ドルになったと伝えていた(関連記事:Facebookの2011年上半期売上高・純利益ともに前年の2倍に、Reutersが報道)。

[eMarketerの発表資料]