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写真1●ExcelCreator 2012の画面(開発コードの例)
写真1●ExcelCreator 2012の画面(開発コードの例)
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写真2●ExcelCreator 2012の画面(コードデザイナの画面)
写真2●ExcelCreator 2012の画面(コードデザイナの画面)
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 アドバンスソフトウェアは2011年9月28日、Excelを使わずにExcelファイルを生成できる開発コンポーネントの新版「ExcelCreator 2012」を発表した。10月5日に出荷する。新版では、処理エンジンの変更により性能を高めたほか、コード生成を支援するデザイナ機能を追加した。価格は、開発ライセンスが6万3000円(税込)など。

 ExcelCreatorは、Excelファイルを生成/更新するためのソフトウエア開発コンポーネント。.NET Framework環境(Visual Studio 2005/2008/2010、.NET Framework 2.0/3.0/3.5/4)で利用できる。開発言語は、Visual Basic.NETまたはC#である。Excelよりも高速に動作する。同コンポーネントをアプリケーションに組み込むことで、帳票をExcelファイル形式で自動生成して配布する、といった業務を実現できる。

 基本となる使い方(コーディング)は、ファイル作成/指定、セルのデータ操作、ファイル保存の3ステップ。あらかじめExcelで作成したExcelファイルを流用することで、罫線や変数などを利用できる。セルの指定には、「A1(A列1行)」や「x, y」といった位置指定のほか、Excelファイルに設定したセルの名称や変数名を利用可能。例えば、ExcelCreatorから「**金額」という変数に値をセットすることで、Excelファイル上で「**金額」という名前を付けたセルに値をセットできる。

処理性能を倍増、コード生成の支援機能も追加

 今回の新版では、処理エンジンを変更してメモリー使用効率などを高めたことにより、性能を向上させた。例えば、50万セル(50列×1万行)にランダム文字を出力する処理にかかった時間は、Excelが約470秒、従来版のExcelCreatorが約28.6秒、新版のExcelCreatorが約12.5秒である。このベンチマーク試験では、従来版と比べて処理性能が2倍に高まっている。また、今回、処理エンジンをマネージコード(.NET Frameworkの仮想マシン上で動作するコード)へと刷新した。

 新版ではまた、ExcelCreatorのコード生成を支援する専用画面「コードデザイナ」を追加した。コードデザイナ画面にExcel上からセルをドラッグ&ドロップすることで、セルの指定/設定のコードを自動生成できる。こうして得られたコードを流用しながら細かいビジネスロジックを補完することで、プログラムの効率を高められる。

サーバー運用では年額費用が必要

 ライセンス設定(価格はいずれも税込)は、以下の通り。開発ライセンスは、1ユーザー6万3000円。本番運用時ライセンスは、クライアントアプリケーションの場合は無償。サーバーアプリケーションの場合は、保守なしで年額12万6000円、保守付きは年額14万7000円、3年間の場合は17万8500円。

 なお、ExcelCreator 2012のパッケージには、.NET Framework向けのコンポーネントに加えて、ActiveXコントロール版のコンポーネントも含まれている。ActiveXコントロール版のサーバー運用には、.NET Framework向けとは異なるライセンス費用がかかる。