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写真●米Amazon.comが2011年11月15日に出荷開始する「Kindle Fire」
写真●米Amazon.comが2011年11月15日に出荷開始する「Kindle Fire」
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 米Amazon.comは現地時間2011年9月28日、タブレット端末「Kindle Fire」を発表した。同社のクラウドサービスと連動した高速Webブラウザー「Amazon Silk」を搭載する。希望小売価格は199ドルで、米国向けに販売する。同社サイトで予約注文を受け付けており、11月15日に出荷を開始する。

 Silkは、Kindle Fire上と同社の仮想サーバーホスティングサービス「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」上の両方に存在し、リクエストしたページの複雑さ、キャッシュの場所、ネットワークの状況によって、端末とクラウドのどちらで処理を行うか動的に判断し、必要に応じてEC2の処理能力を利用する。これによって高速ブラウジングを実現する。

 Kindle Fireは映画、テレビ番組、音楽、雑誌、書籍ゲームなどのさまざまなコンテンツやアプリケーションを楽しめる。10万作品以上の映画やテレビ番組を揃えた「Amazon Instant Video」にアクセスし、ストリーミング再生やダウンロード購入、レンタルが行える。

 「Amazon Prime」会員になれば1万1000タイトル以上の映画およびテレビ番組を無制限で視聴できる。「Amazon MP3」からの音楽購入や、「Kindle Store」からの書籍や雑誌の購入およびダウンロードも手軽に実行でき、米GoogleのモバイルOS「Android」搭載端末向けアプリケーションのオンラインストア「Amazon Appstore for Android」からAndroidアプリも入手できる。

 Amazonストアから購入したコンテンツは同社のクラウドストレージに保存し、いつでも再ダウンロードすることが可能。また、Kindleシリーズ製品やパソコン、Kindleコンテンツ対応デバイス間でブックマークを共有する独自の同期機能「Whispersync」を映画およびテレビ番組コンテンツにも拡大しているため、Kindle Fireで途中まで見た映画を、パソコンで続きから見始めるといったこともできる。

 外形寸法は高さ7.5インチ(190ミリ)、幅4.7インチ(120ミリ)、厚さ0.45インチ(11.4ミリ)で、重量は14.6オンス(413グラム)。7インチのマルチタッチカラーディスプレイを搭載し、データストレージ容量は8ギガバイト。Wi-Fi接続のみサポートする。

 またAmazon.comは電子書籍リーダー端末の新機種もあわせて発表した。最新モデルの「Kindle」は従来同様6インチディスプレイを搭載し、全体のサイズを18%小型化した。重量は5.98オンス(170グラム)で従来機より30%軽い。希望小売価格は79ドルですでに購入可能。

 タッチスクリーンを採用した「Kindle Touch」は米国のみ販売し、11月21日に出荷を開始する。希望小売価格はWi-Fi版が99ドル、3G版が149ドル(3G通信料込み)となっている。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]

■変更履歴
第4段落で「米Googleのモバイルアプリケーション配信/販売サービス「Android Market」にアクセスしてAndroidアプリも入手できる」とあったのは「米GoogleのモバイルOS『Android』搭載端末向けアプリケーションのオンラインストア『Amazon Appstore for Android』からAndroidアプリも入手できる」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2011/9/29 15:30]