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 米Microsoftは現地時間2011年9月28日、米GoogleのモバイルOS「Android」を搭載した端末に関して、韓国Samsung Electronicsと特許ライセンス契約を結んだと発表した。これによりMicrosoftはSamsungが製造するAndroid搭載スマートフォン、タブレット端末についてライセンス料を受け取る。また両社は「Windows Phone」端末の開発やマーケティングに関して協力することでも合意した。

 MicrosoftとSamsungは、両社の持つ特許を互いに供与し合うクロスライセンス契約を結んだ。両社の広範な製品が対象となり、この秋にSamsungが世界展開を始めるWindows Phone 7.5端末を皮切りに、新たな協力関係が始まるとしている(関連記事:SamsungがMango搭載スマートフォン「Omnia W」を10月末発売)。

 Microsoftは、Android端末メーカーに特許ライセンス契約を迫る形で「Google包囲網」を敷いており、今回のSamsungとの契約は大きな一撃となるだろうと米メディア(Wall Street Journal)は報じている。Microsoftは、2010年4月に台湾HTCと契約を締結したほか、2011年の6月から7月にかけて米General Dynamics Itronix、米Velocity Micro、オンキヨー、台湾Wistronの4社と、9月には台湾Acer、米ViewSonicの2社とそれぞれ契約を結んだ(関連記事:Microsoft、AcerなどAndroid端末ベンダー2社と特許ライセンス締結)。

 今回でSamsungとも契約したMicrosoftは、Googleが買収を計画している米Motorola Mobilityに同様の契約を結ぶよう圧力をかけているのは明らかだとWall Street Journalは伝えている(関連記事:【続報】グーグルによるモトローラ・モビリティ買収、背景に特許戦争)。

[Microsoftの発表資料]