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 ジュニパーネットワークスは2011年9月28日、「モバイル脅威に関するレポート 2010/2011年度版」日本語版の配布を開始した。このレポートは米ジュニパーネットワークスのグローバル脅威センターがまとめたもので、主にスマートフォンを標的にしたセキュリティの脅威に関する調査結果や動向が掲載されている。

 同日開催した記者説明会でジュニパーは、スマートフォンを取り巻く脅威は(1)マルウエア、(2)直接攻撃、(3)データ通信の傍受、(4)遺失/盗難、(5)不適切な行為――の五つに大別できると説明した。このなかで最大の脅威は、「現時点では端末の遺失/盗難だ」(同社)という。

 説明会ではいくつかの調査結果を披露。その一つは、スマートフォンに対応するセキュリティサービスで使うソフトウエア「Junos Pulse モバイル・セキュリティ・スイート」に関するものだった。ワールドワイドのレベルで、紛失や盗難にあった端末の探索や確保にこのソフトを使ったのは登録ユーザーの5%だという。この5%のうち33%が、端末の追跡と場所特定のためにGPSを使用。その33%のうち、端末をロックした利用者は77%、ロックしたが端末が戻らなかった利用者が30%、ワイプ(データ削除)コマンドを実行したのは21%だったという。

 ジュニパーは今回のレポートにおける注目点として「スマートフォンの紛失・盗難対策がおそろしいほど出来ていないこと」と「スマートフォンを狙うマルウエアへの対策が手つかずの状況であること」の2点を挙げた。

 「モバイル脅威に関するレポート 2010/2011年度版」は、同社のWebサイトからダウンロードできる。無料で入手できるが、ユーザー登録が必要である。