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 NECは2011年9月27日、山形県米沢市にあるNECパーソナルコンピュータ米沢事業場を報道陣向けに公開した。パソコンの新モデルが登場するたびに機能や性能を検証している編集部でも、製造現場を直接取材する機会は多くない。本記事では、ノートパソコン製造の生の姿をお届けする。

NECパーソナルコンピュータの米沢事業場の外観
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 米沢事業場は、NEC製パソコンでは国内唯一の製造拠点だ。ここで作られるパソコンは、ユーザーの要望に応じて仕様などを変更する法人向けのBTO(注文生産)製品が中心。店頭などで個人向けに販売する製品の多くは現在、海外のODM(相手先ブランドによる設計生産)メーカーを利用して生産している。

 まずは、一般的なノートパソコンの製造工程から。ここでは、3~5人が1組となってパソコンを1台ずつ組み立てていくセル生産方式を採用している。約2万種類もあるBTO方式のパソコンを組み立てるには、ベルトコンベアー方式よりもセル方式の方が効率がよくなるのだという。

セル生産方式でノートパソコンを組み立てている従業員。季節によって変動するが、この日は計400人の従業員が働いていた
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