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 米Appleは現地時間2011年10月5日、同社共同設立者で前最高経営責任者(CEO)のSteve Jobs氏が同日死去したと公表した。56歳だった。

アップルのカリスマCEOとして数々の偉業を成し遂げたスティーブ・ジョブズ氏。享年56歳。(写真はアップルの公式サイトより)
アップルのカリスマCEOとして数々の偉業を成し遂げたスティーブ・ジョブズ氏。享年56歳。(写真はアップルの公式サイトより)
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 Jobs氏は1976年にAppleを共同設立した。経営方針の意見対立などにより1985年に同社を去ったが、1997年に復帰。その後数々のヒット商品を生み出し、Appleを時価総額で全米第2位の企業へと成長させた。

 現CEOのTim Cook氏は従業員にJobs氏の訃報を知らせる電子メールを送り、「当社は明確なビジョンを持ったクリエイティブな天才を失い、そして世界は偉大な一人の人間を失った。幸運にも彼を十分知り、彼とともに働いた我々は、親愛なる友人にして感動を与える師を失った。Steveは彼だけが築くことのできた会社を残した。彼の精神は永遠にAppleの基礎となるだろう」と述べている。

 また同社取締役会は、「彼の卓越した才能、パッション、エネルギーは、我々の生活を豊かにした無数の革新の源だった。彼によって世界は計り知れないほど良いものになっている」との声明を発表した。

 Jobs氏は2004年に膵臓がんの手術のため約2カ月間休職し、2009年に肝臓移植手術を受けて半年間療養した。今年1月にみたび休養に入り、8月24日にCEOを辞任した(関連記事:Apple、療養中のSteve Jobs氏がCEO辞任、後任はTim Cook氏)。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]

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