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写真●ぷらっとホームのKVSアプライアンス「CloudStation dSS R2」
写真●ぷらっとホームのKVSアプライアンス「CloudStation dSS R2」
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 「ITpro EXPO 2011」のぷらっとホームブースでは、設置するだけですぐにKVS(Key-Vaule Store)を利用できるというKVSアプライアンス「CloudStation dSS R2」を展示している(写真)。2011年9月に販売が開始されたばかりの新製品である。

 KVSとは、一意に識別できるキー(key)と任意のデータ(value:値)を対応付ける形でデータを保存および管理する手法のこと。伝統的なRDB(リレーショナルデータベース)に代わり、クラウドコンピューティングを支える新しいデータ管理手法として注目を集めている。

 CloudStation dSS R2は、このKVSに対応したファイルストレージ(GETとPUTの二つのコマンドで操作する)としてだけでなく、一般的なNASと同様にOSからマウントできるファイルストレージとしても使える点を大きな売りとしている。そのために必要となるFUSE(Filesystem in Userspace)クライアントも標準で用意されている。

 NASとして使う場合は、FUSEクライアントを通じてアクセスすることでCloudStation dSS R2が巨大な「仮想ハードディスクドライブ」(仮想HDD)として認識され、通常のドライブと同じようにディレクトリを作成したりファイルを読み書きしたりできるようになる。こうしてFUSEクライアントから書き込んだファイルは、ファイルのフルパスをキーとしてKVS側から読み出す(GETコマンド)ことが可能だ(逆ももちろん可能)。

 ファイルの保存場所を示すメタデータを管理する「マスターノード」を廃した「メタデータ同期式マスターノードレスアーキテクチャ」を採用しており、マスターノードがダウンしてストレージシステム全体が停止するような事態が起こらないように配慮されている。また、システムを構成するノードごとにRAID6で冗長化が図られており、ノード間でも自動的にファイルのコピーが作成されるなど非常に高い信頼性を保てる設計になっている点も特徴的だ。

 価格(参考価格)は、最小構成となる「2U・8ベイモデル」(3ノード構成)が初期構成で498万円から。増設ノードは1ノード166万円。最大ファイル数(クラスタ全体)は2億。最大データ容量は、2U・8ベイモデルの場合で1ノード当たり12Tバイト(「OS領域含む、RAID6、スペア無し」の場合) 、クラスタ全体では同432Tバイト(同一構成36ノード時)となっている。