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図1 通信放送融合型のテザリングを目指す
図1 通信放送融合型のテザリングを目指す
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図2 通信放送のマルチネットワークを意識させない
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 ネクストウェーブ(本社:東京都港区、代表取締役:尾崎常道氏)は、放送を含むマルチネットワーク環境下でシームレスにコンテンツを配信できるIPDC技術「ORION-IE」を開発し、商用化した。

 開発したシステムは、「送信Proxy」と「受信Proxy」の二つの代行サーバーから構成する。放送と通信という配信ネットワークの差異はProxyは吸収する。配信事業者は送信Proxyにコンテンツを投入すれば、通信網によるユニキャストと、放送網(IPDC)によるマルチキャストをシームレスに利用できる。通信ネットワークに過度な負荷がかからないように放送波を利用するなど、マルチネットワーク環境でのオフロード(負荷分散)などを容易に実現できるという。

 受信Proxyでは、受信データの蓄積・制御、コンテンツ再生アプリ側へのプロキシ機能を備える。プロキシとコンテンツ再生アプリケーションのインターフェースは、インターネット通信で一般的なHTTPプロトコルとなっている。例えば無線LANルーターにIPDCの放送受信機能と受信Proxyを追加した放送通信両用ルーターを用意すれば、途中の伝送路が通信なのか放送なのかを意識せず、ユーザーは再生アプリを搭載した各種端末からインターネットにアクセスするイメージでコンテンツを利用できる。「通信放送融合型のテザリング」というイメージという。

 ネクストウェーブによると、送信Proxyと受信Proxyの機能をまとめて一つにパッケージ化し商品化するのは国内で初めてである。毎日放送(MBS)の茶屋町TV(関連記事)において、このProxy型IPDC技術で協力する。ホワイトスペースにおける各種の取り組みのほか、今後は地上波/ケーブルテレビ/衛星といった様々な分野で、通信網によるユニキャストとIPDCによるマルチキャストを組み合わせたサービス提供の可能性があり、応用分野は広いとネクストウェーブは期待する。

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