PR
新製品発表会に登壇する、NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏
新製品発表会に登壇する、NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTドコモは2011年10月18日、2011年冬~2012年春商戦向け新製品24機種を発表し、併せてLTEサービス「Xi」(クロッシィ)において、NTTドコモの携帯電話宛通話を月額700円で掛け放題とするオプションサービス「Xiカケ・ホーダイ」を導入すると発表した。

 Xiカケ・ホーダイでは、音声通話の宛先をXi端末だけに限らず、既存の携帯電話サービス「FOMA」「ムーバ」の約5800万契約まで含めている。また、ソフトバンクモバイルやKDDI(au)の音声定額プランと異なり、ネットワークが混雑する午後9時~午前1時の間も含めて24時間掛け放題とするなど、思い切った内容となっている。

 こうした音声定額サービスを導入する背景について、NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏は、「現在はW-CDMAの帯域のうち5MHz幅のみをXiに振り向けているが、(FOMAからXiへの)電波の移行という面から、多くのユーザーにXiの端末を買っていただきたい。データ通信の速さに加え、音声定額がある、しかも24時間掛け放題となると、音声面でも魅力が出てくる」と語り、FOMAの音声通話プランに対する差異化を図ることで、FOMAからXiへの乗り換えを加速したいとの考えを明らかにした。同日開催された新製品発表会において、日経パソコン記者の質問に答えた。

 音声定額サービスなどの導入に伴う通信トラフィックの増加への対策については、「当社のシミュレーションによると、2011年度末から2015年度末までの4年間に、トラフィックの総量は12倍になると想定している。そのうち6倍相当分は、総務省から900MHz帯か700MHz帯のいずれかの割り当てをいただき、その帯域でXiのサービスを提供することで対応可能とみている。残りの2倍相当分は、フェムトセルの導入や公衆無線LANへのオフロード、動的なネットワークの帯域制御、基地局の小ゾーン化、基地局を4セクター構成から6セクター構成に改良することなどで対応できると考えている」とした。

 今回の新製品では、従来型携帯電話のブランドを「STYLEシリーズ」と「らくらくホン」に絞り、高性能・多機能モデルのブランド名である「PRIMEシリーズ」を廃止すると発表している。従来型携帯電話の高性能・多機能モデルについては、「多機能を使う方は、既にスマートフォンにシフトしている。従来型携帯電話で多機能を求める方もゼロではないが、多機能を求める方はスマートフォンを買ってくださいということになる。フィーチャーフォンは低価格機に絞っていく」として、今後は発売する計画がないことを明らかにした。

 発表会における山田社長と記者団との主なやりとりは以下の通り。