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■Xiカケ・ホーダイによる減収見込みや、ARPUや契約件数の見直しは。

 「Xiカケ・ホーダイを導入する背景として、他社との競争も意識していないわけではない。とはいえ、料金競争のまっただ中に突っ込むというわけではない。収入面では、2011年度はあまり影響はなく、2012年度の減収額は数十億円と見込んでいる。2012年度末のXiの総契約者数が500万契約、うちXi対応スマートフォンが300万件前後と見込んでおり、たくさん使うユーザーがXiに来るはずだから、そのうち60%くらいのユーザーがXiカケ・ホーダイに加入すると予測している。その人たちは現行の音声ARPUが1480円より高いはずだから、ざっくり計算すると数十億の減収ということになる」

■Xiカケ・ホーダイの料金自体は魅力だが、対応機種がハイエンド機しかない。音声定額のニーズが高い一般ユーザー向け端末がないとサービスを生かし切れないのでは。

 「今回の冬春モデルではXi対応スマートフォンは4機種だが、2012年度は半分くらいをXi対応スマートフォンにしたい。そうなればXiが一般的になり、より多くのユーザーに使っていただけると考えている。当社は2016年3月末にXiの契約を4000万※にしたいと考えている。音声定額ニーズの高い女性や若者向け端末は、来年夏には出てくると思う」

※同日夕方、NTTドコモ広報部は「4000万契約という山田の発言は誤りで、正しくは3000万契約であった」と訂正した。

■屋内におけるXiのエリア展開はどう進めていくのか。モバイルWiMAXなどに比べると、Xiのエリア展開は遅いのでは。

 「室内はIMCS(インクス:屋内基地局)などを積極的に設置していく。Xi対応のフェムトセルも開発中で、2012年には提供できる。これが実現できれば、屋内で下り最大75Mbpsで通信できるエリアを拡充できる。FOMAのサービスを立ち上げたころは、ムーバとFOMAのデュアル端末がほとんどなかったため、FOMAのエリアが狭いと使い物にならなかった。Xiでは、対応端末をすべて3Gとの両対応にしている。Xiは電波の利用効率がFOMAの3倍に上るということもあり、Xiの基地局はトラフィックの逼迫しているところから集中的に設置していく。トラフィックを見ながら、さらなる基地局設置の促進を図っていきたい。Xiのエリア展開が他社に負けているとは思っていない」

■Xi対応スマートフォンの価格と販売目標は。

 「ユーザーの実質負担金を3万円前後とする。さらに、Xi対応スマートフォンの購入時に5000円割り引くキャンペーンを展開するので、実質的には2万円台後半で買っていただける。NTTドコモのスマートフォンは、2011年4月から9月末までに累計で363万台、現時点では390万台購入いただいた。当社ではかねて、2011年度にスマートフォン600万台が目標としていたが、上振れすると思っている。競合商品が出てきたこともあり、10月の販売状況を見極めた上で、11月2日の中間決算で新たな販売目標を明らかにしたい」

■Xi対応のスマートフォンやタブレット端末、データ通信端末などの販売目標は。

 「これまでの目標は2011年度に100万台だったが、こちらも上方修正したい思っている。詳しくは中間決算で言うが、第1~第2四半期にスマートフォン、タブレット端末、データ通信端末などを合わせて40万台くらい販売した。第3~第4四半期の半年間で、合わせて100万台くらいを目標にしたい」