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ローエンドストレージiStorage M300(3.5型)の外観
ローエンドストレージiStorage M300(3.5型)の外観
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 NECは2011年10月20日、SANストレージのミッドレンジ新モデル2製品を販売開始した。従来モデル比で最大50%の省電力化を図ったほか、オプションによるSSD活用など高機能化を図った。価格(税別)と出荷時期は、「ローエンドストレージiStorage M300」が325万円からで10月21日に出荷、「ミッドレンジストレージiStorage M500」が895万円からで12月22日に出荷する。

 iStorage M300/M500は、2U/4Uラックマウント型のSANストレージである。Fibre ChannelおよびiSCSI環境で利用する。搭載ドライブはSAS接続で、ニアラインSASディスク、高速SASディスク、SAS接続SSDの三種類のドライブを混在させられる。搭載ドライブ数は、ローエンドモデルiStorage M300の例で、3.5型が3~96台(2Uきょう体×8台)、2.5型が3~144台(2Uきょう体×8台)。

 新モデルは、いずれも、消費電力が低いことをうたう。iStorage M300の例では、RAIDコントローラきょう体(3.5型ディスク12台を含む)でニアラインSASディスクを使った場合、最大消費電力は445W。ドライブ拡張用ユニットの最大消費電力は、ニアラインSASディスク12台を搭載して250Wである。

 新モデルではまた、オプション機能を用意して、SSDを活用した高速化やVMware連携によるバックアップの効率化など、機能を高めた。

SSDをキャッシュとILMに活用、VAAI連携ソフトも用意

 今回オプションとして新たに、(1)「iStorage PerforCache」、(2)「iStorage PerforOptimizer」、(3)「WebSAM Storage RepNavi Suite for VMware」の三つのソフトウエアを提供する。

 「iStorage PerforCache」(税別35万円から、2012年2月末に出荷)は、搭載ドライブ(SSD)のいくつかを2次キャッシュとして利用できるようにする機能拡張ソフトである。SSDを、1次キャッシュ(半導体メモリー)とディスクの間を取り持つキャッシュとして利用する。

 「iStorage PerforOptimizer」(税別63万円から、2011年12月22日に出荷)は、動的なILM(階層型ストレージ管理機能)を可能にする機能拡張ソフトである。SSD、高速SASディスク、ニアラインSASディスクの3階層の間で、利用状況に応じてデータを自動的に移動させられる。

 「WebSAM Storage RepNavi Suite for VMware」(税別130万5000円から、2011年10月21日に出荷)は、VMware環境向けのデータバックアップソフトである。サーバー機向けのバックアップ管理ソフトや、ストレージ側に導入する機能拡張ソフトなどで構成する。VMwareのストレージ連携APIであるVAAI(vStorage API for Array Integration)を利用して、VMware仮想サーバー環境のバックアップを効率化する。