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 日本オラクルは2011年10月20日、医薬品や医療機器メーカーを対象としたデータ管理製品を、日本で本格的に販売すると発表した。医薬品メーカーが臨床試験のデータ管理に使用する「Oracle Health Sciences InForm GTM」などで、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)またはパッケージソフトとして販売する。日本固有の医薬品関連の規制に対応したとしている。

 臨床試験のデータを医療機関などからインターネット経由で収集するのに使用するOracle Health Sciences InForm GTMと、医薬品の製造販売後調査のために一般開業医などからデータを収集したり報告書を作ったりするための「Integrated Post Marketing Surveillance(iPMS)」の2製品は、SaaSとして提供する。

 また、臨床試験管理ソフトの「Siebel Clinical」、臨床試験向けデータウエアハウスとデータ解析ソフトを統合した「Life Sciences Data Hub」、医薬品の安全性に関するリスクを管理する「Oracle Argus Safety」の3種類は、パッケージソフトウエアとして販売する。

 オラクルでは、医薬品メーカーや医療機関など、ITを活用して新しい医薬品や治療法を研究・開発している業界のことを「ヘルスサイエンス業界」と定義している。米国で展開するヘルスサイエンス業界の製品には、電子カルテのデータを保管したり、電子カルテデータを分析したりするものも含まれている。日本では、診療データに関する規制が米国とは異なるため、これらの製品は発売していない。