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写真1●KDDIの田中孝司社長
写真1●KDDIの田中孝司社長
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写真2●直近のMNPではポートインが急拡大しているという
写真2●直近のMNPではポートインが急拡大しているという
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 KDDIは2011年10月24日、2011年度第2四半期の連結決算を発表した。売上高は上期の合計で対前年同期比1.4%増の1兆7433億円、営業利益は同7.6%増の2667億円の増収増益となった。同社の田中孝司社長(写真1)は、「移動通信事業でauのモメンタム(勢い)が急速に回復している。固定通信事業も順調に進捗している」と業績が上向いていることを強調した。

 スマートフォンの販売について上期で191万台の販売実績と、夏モデルを契機にスマートフォンへのシフトが一気に加速しているという。同社は、通期で400万台のスマートフォンを販売する目標を掲げているが(関連記事)、「現段階で500万台を確実に超える勢い」(田中社長)と、目標から100万台上積みすることが確実という。

 なお10月14日に発売開始した「iPhone 4S」の販売は「ああこうなんだと驚きがあった」(田中社長)と予想以上の結果が出ていることを示唆した(関連記事)。しかしまだ販売開始したばかりで予測を読み切れていない状況であるため、販売台数の上方修正は行わず、必要であれば第3四半期の決算で修正するとした。

 auモメンタムの回復については、田中社長が以前からKPI(重要業績評価指標)として挙げる(関連記事)、解約率、MNP(番号ポータビリティ)、純増シェア、データARPU(1契約当たりの月間平均収入)の4項目について説明した。

 解約率は、前年同期比0.06ポイント低下の0.67%と低い水準を維持している。特に力を入れて解説したのがMNPであり、スマートフォン新機種のラインアップの強化などによって、9月に純増に転換したことを明らかにした。期初に3月末に純増に転換するとしていた目標を、6カ月前倒しして実現した形だ。

 また、Android搭載スマートフォンの夏モデルなどの新機種を拡大した9月下旬以降は、ポートイン(転入)が急拡大し、ポートアウト(転出)が激減している様子も紹介した(写真2)。

 純増シェアは、UQコミュニケーションズとの合計で、前年同期と比べて9.3ポイント上昇となる27.1%、データARPUは前年同期比150円増加となる2460円と、いずれも急回復している様子を強調した。

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