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 富士通は2011年11月2日、独SAPのERP(統合基幹業務システム)パッケージを短期導入するためのテンプレート「GFIT 会計 V1L01」を提供すると発表した。グローバルで会計システムの統一を目指し、IFRS(国際会計基準)に対応する企業向けに必要な設定などをまとめた。富士通は「テンプレートを利用すると、通常は数カ月かかる導入期間を半分に短縮できる」としている。

 GFIT 会計 V1L01では、グループの会計システム統一を支援するパラメータ設定を提供する。決算期や勘定科目、グループ通貨の統一を前提としている。日本語版のほかに、中国語版と英語版を用意。日本と中国の法規制や商習慣に対応するために必要な機能を備えている。

 IFRSへの対応では、複数の会計基準に基づいて総勘定元帳への記帳やIFRSに基づいた財務諸表の作成ができる。IFRSが求める固定資産の管理方法であるコンポーネントアカウンティングや、研究開発費の処理などを支援する機能も備える。富士通の連結会計ソフト「SUPER COMPACT Pathfinder」との連携機能を提供する。

 価格は、GFIT 会計 V1L01やSAPのERPパッケージのライセンス、ハードウエア、ミドルウエアなどを込みで5000万円から。GFIT 会計 V1L01単体の価格は、日本の法規制や商習慣に対応した「GFIT 会計(日本版) V1L01」の場合、500万円から。富士通は13年度末までに30億円の売り上げを見込んでいる。